ピルとホルモン補充療法(HRT)、どう違うの?
〜それぞれの特徴と、上手な付き合い方〜
「生理が来たり来なかったり、周期がバラバラになってきた」
「PMSのイライラや落ち込みがひどくなった」
「ホットフラッシュや寝汗が増えて、寝つきも悪い」
「婦人科で“ピルかホルモン治療を考えてみましょう”って言われたけど、正直どっちがいいのかわからない…」
そんなお声を、ヴィオでもよく耳にします。
検索してみても、難しい専門用語ばかりで、
「ピルもホルモン治療も、どっちも“女性ホルモンを補う”って書いてあるけど、何が違うの?」
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな“ピルとホルモン補充療法(HRT)”の違いを、
やさしく分かりやすく整理してみましょう。
ピル(低用量ピル)とは?
ピルは、本来“避妊”を目的として開発された薬。
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)を人工的に一定量補い、
排卵を止めてホルモンバランスの波をなだらかにします。
この「ホルモンの波を整える」作用によって、
生理痛・PMS・ニキビ・貧血などが改善されることもあり、
プレ更年期世代(30〜40代前半)の方に処方されることが多いです。
ピルの特徴
- ホルモンバランスの波を人工的にコントロール
- 月経周期を整えやすい
- 妊娠を希望していない人向け
- 主にプレ更年期(閉経前)世代が対象
注意点
- 服用をやめると元の周期に戻る
- 血栓症のリスクが上がることがある
- 年齢や喫煙の有無によって使用制限も
ホルモン補充療法(HRT)とは?
HRTは、更年期〜閉経後に、
体の中で急激に減ってしまった女性ホルモン(特にエストロゲン)を
“少しだけ補う”治療です。
目的は、ホットフラッシュ・発汗・不眠・気分の落ち込みなど、
更年期特有の症状をやわらげること。
HRTの特徴
- 減少したエストロゲンを“補う”
- ホットフラッシュ・不眠・骨量減少に効果的
- 貼り薬・塗り薬・飲み薬などがある
- 閉経前後〜閉経後が対象
注意点
- 定期的な通院・検査が必要
- 副作用(乳房の張り・不正出血など)が出ることも
- 継続は2〜5年程度が目安
2つの違いをまとめると
| 比較項目 | ピル | ホルモン補充療法(HRT) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 排卵を止める(避妊・PMS改善) | 減ったホルモンを補う(更年期症状改善) |
| 対象年齢 | 〜40代前半 | 45歳〜閉経後 |
| 主成分 | エストロゲン+プロゲステロン(一定量) | エストロゲンを中心に少量補う |
| 使用期間 | 月単位(短期〜数年) | 2〜5年が目安 |
| 服用形式 | 飲み薬 | 飲み薬・貼り薬・ジェルなど |
| 主な副作用 | 血栓症・吐き気など | 不正出血・乳房の張りなど |
ヴィオでできること
ピルもHRTも、「ホルモンを補うケア」。
一方、ヴィオで行っているのは、「ホルモンが働ける、心と身体の環境を整えるケア」です。
呼吸・姿勢・血流・自律神経を整えてあげることで、
ホルモンの“通り道”がスムーズになり、
薬の効果をサポートしたり、
治療をお休みしたあともラクに過ごせる身体へ導きます。
薬もサロンケアも、どちらか一方ではなく、
「自分が心地よく続けられる方法を選ぶこと」がいちばん大切です。
さいごに
プレ更年期・更年期は、誰にでも訪れる自然な変化のとき。
必要なのは、焦らずに「自分の身体と向き合う時間」をつくることです。
ピルやHRTを検討している方も、
今の心と身体の状態を“知る”ことで、
自分にとって一番必要なことが見えてくるはずです。
話を聞いて欲しい。という方も大歓迎です。
LINEからお気軽にご相談くださいね🌿


