プレ更年期ケアは「順番」が大事!身体が変わる4つのステップ
なんだか疲れやすい。
寝てもすっきりしない。
気持ちが不安定になりやすい……。
30代後半に入る頃から感じるそんな変化。
それは、プレ更年期のサインかもしれません。
実は、プレ更年期の体質改善には「順番」があります。
その順番を間違えると、頑張ってもなかなか変わらない…ということに。
ヴィオでも、解剖生理学の観点から、
この順番を意識してトリートメントプランを
組んだり、ホームケアアドバイスをしています。
ステップ① ゆるめて流して出す〜リンパ・神経・筋肉を整える〜

まずは「流して出す」と「ゆるませる」。
プレ更年期の不調が起きやすい体の土台は、
実は巡りの悪さと、筋肉のこわばりにあります。
✔ リンパの滞り
✔ 自律神経の緊張
✔ 姿勢のクセによる体のゆがみ
これらがある状態では、いくら食事や栄養に気をつけても、吸収も排出もうまくいきません。
まずは、
筋肉や神経をゆるめ、リンパを流すことが第一歩。
呼吸が深くなり、身体が「整えるモード」に切り替わります。
ステップ② 内臓を温め、働かせる 〜冷え・代謝のリセット〜

流れがよくなったら、
次は内臓の冷えや代謝の低下にアプローチ。
プレ更年期は特に、腎・肝・脾(消化系)の働きが落ちやすく、体の内側から冷えている方が多いです。
・白湯を飲む
・お腹や仙骨を温める
・温性の食材を取り入れる
などの「温めるケア」で、内臓が本来の働きを取り戻し始めます。
ステップ③ 消化吸収を整える 〜必要な栄養を取り入れられる体へ〜

体が緩み、温まったらようやく「食べたものをきちんと吸収できる状態」が整います。
プレ更年期は、必要な栄養素が不足しやすい時期。
でも、「食べているのに疲れる・太る・改善しない」のは、吸収できていないから。
● 食事の質(何を選ぶか・どんな気持ちで食べるか)
● 食べ方(時間・順番・消化の負担)
● 腸内環境の状態
こうした視点で、“必要な栄養”を無理なく摂る方法を見直していきましょう。
ステップ④ 自律神経・ホルモンのバランスを整える

ここまで整った段階で、
ようやくホルモンバランスや自律神経への本格的なアプローチが活きてきます。
プレ更年期は、脳の視床下部(ホルモン司令塔)が疲れやすく、ストレスや緊張に敏感な状態。
この段階では、
・姿勢を整えて呼吸を深くする
・睡眠の質を高める
・香りの力で副交感神経を優位にする
などのケアが、ホルモンバランスをおだやかに整える手助けになります。
身体は「順番」で変わる
プレ更年期の体質改善は、
❶ ゆるめて流して出す(リンパ・神経・筋肉)
❷ 温めて巡らせる(内臓・代謝)
❸ 吸収する土台をつくる(消化・栄養)
❹ ホルモン・自律神経のバランスを整える
という順番で整えることで、よりスムーズに変わり始めます。

「なんとなく調子が悪い」が当たり前になる前に、身体の声を聞いて、必要な順番で整えていきましょう。
ちゃんとケアすれば、身体はちゃんと応えてくれる。
今こそ、年齢に合わせた“私をとり戻すケア”をはじめませんか?
