プレ更年期の身体も心も喜ぶ「ボーンブロススープ」のすすめ
ヴィオでは、施術だけでなく“日々の食事”からできる身体ケアの方法もお伝えしています。
その中でも、私自身も毎週作っているのが「ボーンブロススープ」。
風邪をひきにくくなったり、肌の乾燥がなくなったり、何よりお通じが良くなって、毎日を軽やかに過ごせるようになりました。
お客様の中にも「肌がしっとりしてきた」「腸が元気になった気がする」と変化を感じる方がたくさんいらっしゃいます。
なぜプレ更年期に「ボーンブロススープ」?
プレ更年期は、女性ホルモンの変化がゆるやかに始まり、心も身体もゆらぎやすくなる時期。
肌の乾燥やたるみ、冷え、疲れやすさ、そして便秘や不安感など…
「年齢のせいかな?」と思うような不調の裏側には、ホルモンバランスの乱れと腸内環境の影響が大きく関係しています。
そんな時期に「ボーンブロススープ」がぴったりな理由は、
✔ コラーゲンで肌・関節・腸をサポート

骨付きの鶏肉をじっくり煮込むことで、コラーゲンやアミノ酸がたっぷり溶け出します。
肌のうるおいやハリ、腸の粘膜の修復、関節の健康まで幅広くサポートしてくれる優秀な栄養素です。
✔ 腸を整えてホルモンの土台づくり

腸内環境が整うことで、栄養の吸収効率が上がり、自律神経やホルモンバランスにも良い影響が。
腸は“第2の脳”とも呼ばれるほど、女性の健康と心に深く関わっています。
✔ ミネラル&ファイトケミカルで冷えと老化を防ぐ

野菜やきのこに含まれる「ファイトケミカル(植物由来の抗酸化成分)」は、活性酸素を除去し、
身体のサビつきや老化、病気の原因となる酸化ダメージを防いでくれます。
ポイントは、「加熱して煮込むこと」。
実は、ファイトケミカルは生野菜では吸収されにくく、加熱して細胞壁が壊れることで、初めて体に吸収されやすくなります。
だからこそ、コトコト煮込むスープが一番効率よく、身体に嬉しいのです。
✔ 食材の“栄養まるごと”がスープに溶け出すから、相乗効果も◎
スープにすることで、お肉や野菜、きのこなど、いろんな食材の栄養素がまるごと溶け込みます。
ビタミン・ミネラル・アミノ酸・ファイトケミカルなど、単体ではなく“組み合わせてとる”ことで、
身体の中での吸収力が高まり、それぞれの力が引き出されやすくなるんです。
まるで、チームワークのいい栄養たちが、あなたの身体の中でいっしょに働いてくれるような感覚。
そんな“食べる美容液”のようなスープを、週に一度のごほうび習慣にしてみませんか?
「ボーンブロススープ」の作り方
① 材料を用意して、鍋に入れる

(写真①)
手羽中(骨付きの鶏肉)と、お好みの野菜やきのこを準備します。
今回は、しめじ・じゃがいも・にんじん・キャベツ・玉ねぎを使いました。
② 軽く炒めて、コトコト煮込む

材料を軽く炒めてから水を加え、コトコトじっくり煮込みます。
アクをとりながら、弱火でじっくり煮るのがポイント。
味付けは、天然塩だけでも驚くほど美味しく仕上がります!
③ 完成!あとは召し上がるだけ

旨みがしっかり出た、滋味深いスープのできあがり。
胃腸の調子が悪い時や、風邪気味の時の回復食としてもおすすめです。
子どもから大人まで、身体も心もよろこぶスープです。
わたしを整える、
週に一度の「温める習慣」
プレ更年期の不調は、急に変えようとするのではなく、
ゆるやかに「整えていくこと」が何より大切です。
忙しい毎日でも、週に一度このスープを作っておくだけで、
ホッとする時間と、身体の調子のよさを実感できるはずです。
サロンでの施術と合わせて、
“内側から整えるケア”を一緒に楽しんでいきましょう。