プレ更年期こそ必要な「心が満足する食事」
「栄養は足りているはずなのに、なんだか満たされない」
「ちゃんと食べているのに、心がどこか寂しい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかしたら、身体は満たされていても、
“心”が満たされていないのかもしれません。
食事は、栄養をとるだけのものじゃない
私たちはつい、「食事=栄養」と思いがちです。
たんぱく質、鉄分、ビタミン、糖質…
もちろん、どれも身体には欠かせないもの。
でも、忘れてはいけないのは、
食事は“生きること”そのものに直結しているということ。
おなかを満たすだけじゃない。
心も満たされる食事が、本当の意味での“整える食”なのです。
心が満足する食事には、いくつかのヒントがあります
①「誰と食べるか」は、とても大事
好きな人、大切な人と囲む食卓は、
それだけで気持ちがほっとゆるみます。
言葉を交わしながら、笑いながら、
「あぁ、おいしいね」と共感する時間は、
栄養以上のエネルギーを与えてくれます。
②「よく噛んで食べる」ことで、心も落ち着く
早食いやながら食いをしていると、
満腹になっても、なぜか満たされません。
一口ひとくち、よく噛んで味わうことで、
消化もよくなり、心のリズムも整います。
噛むことは、副交感神経を優位にし、
心を安定させる大切な“ゆるめる習慣”なのです。
③「どんな気持ちで食べるか」が、すべてを変える
「また太っちゃうかも」
「これ、体に悪いよね」
そんな不安や罪悪感を抱えながら食べると、
心も身体も満足できません。
逆に、
「今日はがんばったからこれを食べよう」
「このごはんで身体をねぎらおう」
自分に対してやさしい気持ちで食べると、
同じ一皿でも、心に響くエネルギーはまったく違います。
心が満たされると、自然と“選ぶもの”も変わってくる
ヴィオに通われているお客様の中には、
「以前ほどジャンクなものが食べたくなくなりました」
「自然と野菜や和食を選ぶようになってきたんです」
という声がよくあります。
これは、身体が整い、心も落ち着いてきた証拠。
無理に制限するのではなく、
“心地よい”と感じるものを自然と選べるようになる。
それこそが、「心が満足する食事」がもたらす変化です。
今日のごはん、どんな気持ちで食べますか?
「栄養」よりも、「誰と」「どうやって」「どんな気持ちで」食べるか。
そのひとつひとつが、心と身体を深く満たしてくれます。
プレ更年期の今こそ、
「食べ方」を見直すことが、ゆらぎやすい心を支えてくれるかもしれません。
今日の食事が、自分や大切な人の心をほっとゆるめ、明日へのやさしいエネルギーになる。
ぜひそんな意識を持って食事を楽しんでもらいたいと願っています。
