森に小さな恩返し
毎年夏にカブトムシやクワガタを採りにお邪魔している森で、
自然保全活動の一環として開催された、里山でドングリを植えて木を育てる活動に参加してきました。
天然の植物から採れる精油を扱っている身として、自然を守るための活動に少しでも参加したいという想いがあります。
そして、次の世代を担う子供たちに、自然を守っていくことの意味を体感してもらいたいという親としての想いもあり、参加を決めました。
今回教えていただいたのは、
秋に葉が落ち、それが土にいる菌たちによって分解され、
私たちが「土」と呼んでいる粉末の状態になるまでには 3〜5年ほど かかるということ。
その土壌によって植物や森に住む生き物たちが生きられる。
さらには、この土壌がなければ、キレイな水はつくられない。
世界の中でも、水道水が飲める国は日本くらいだそうです。
それは、代々ご先祖様が木を植え、山を手入れしてくれていたから。
定期的に木を切って日光が届くようにすることで、新たな命が芽吹き、森の多様性が促される。
この自然の循環があるからこそ生まれる“自然の恵み”によって、私たちは活かされているのだと感じました。
森は「放っておけば育つ」ものではなく、関わることで豊かさを増す存在。
こういう大事なことを、現代の私たちは知らなさすぎるな…って思いました。
子どもたちとドングリを拾って、水を入れたバケツに入れ、
沈んだものだけをひとつひとつ苗ポットに移し、
栄養たっぷりの土と一緒に植えていきます。




途中、カブトムシやカナブンなどの幼虫がたくさん出てきて、
息子は歓喜、私は悲鳴(笑)

森にいると、子供たちは親に何か教わらなくても、
夢中で木の実を集めたり、木の枝を積んだり、
虫を捕まえて観察したり、夢中で遊んでいて、
言葉以上の学びがあるといつも感じます。
カブトムシやクワガタが大好きな息子がいなければ、
こんなに森に来ることもなかったと思うので、
息子に感謝です。笑
そして私自身も、ふと立ち止まって深呼吸した瞬間に、
森のにおいを形成する植物の香りを胸いっぱいに吸い込み、
改めて“精油は、生きている命そのもの”だと感じることができました。
頂いた命に敬意と感謝の気持ちを持って、
これからもお客さまへアロマトリートメントをお届けしていきたい──
そんな想いが静かに芽生えた、豊かな一日でした。



